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フィラリア症-
■症状
フィラリアに感染すると、症状が出ない間も少しずつ進行が進み、その後成虫が心臓に寄生してしまうと、血液の通り道が狭くなることで心臓の負担が大きくなるので、ぐったりと元気を無くしたようになったり、散歩に行きたがらなくなります。
また、物が詰まったような変な咳をしたり、ゼイゼイと苦しそうな呼吸をするようになります。
症状がひどいときには、呼吸困難を起こしたり、吐血をする場合もあります。 -
■原因
フィラリアは、別名「犬糸状虫」という白い糸状の寄生虫の名前をいい、蚊を中間宿主としてワンちゃんやネコちゃんに感染し、やがては心臓に寄生する大変恐ろしい病気です。
ワンちゃんの感染は比較的に多く見られますが、ネコちゃんの感染例もまれに報告されています。
フィラリアは、既に感染しているワンちゃんやネコちゃん(保虫宿主)の血を吸った蚊に刺されることで感染します。
これは、既に感染しているワンちゃんやネコちゃんの血液の中には、ミクロフィラリア(フィラリアの赤ちゃん)が多数存在しており、それを中間宿主である蚊が血とともに吸い上げるためです。
ミクロフィラリアは蚊の体内で成長し、感染能力のある幼虫へと成長していきます。
フィラリアの幼虫を体内に宿した蚊が、健康なワンちゃんやネコちゃんの血を吸うと、同時にフィラリアの幼虫も体内に入り込んでしまうことで感染してしまうのです。
その後、ワンちゃんやネコちゃんの体内に感染したフィラリアは、約3ヶ月で心臓に移動し、さらに約3ヶ月かけて成虫へと成長していきます。
そして、成虫になると数多くのミクロフィラリアを体内で産生するため、感染したワンちゃんやネコちゃんの血流内で循環し、蚊に吸われるのを待つようになります。 -
■予防とケアフィラリアは、お薬の服用や予防接種で未然に予防することができます。
お薬の場合には4月~12月までに1ヶ月に1度、お薬を飲ませてあげることで予防することができます。現在は、飲み薬も色々なタイプがあり、背中に垂らすだけのタイプも出ています。
既に感染してしまい、成虫が心臓に寄生している場合には、血管から長い鉗子を入れたり、手術で成虫を取り除いたり、駆虫薬を使用する場合がありますが、駆虫薬の場合は、 死んだ成虫が血管に詰まってしまう危険性があるため、使用ができない場合もあります。
高齢になると手術をすることも難しくなりますので、後から後悔しないためにも、定期的にフィラリア予防はしっかりおこなうようにしてください。
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