太古より伝えられてきたプロポリスとは

紀元前から語り継がれるその理由は300種類を超えるプロポリスの不思議な力

プロポリスは、ミツバチが自分の巣を守るために、樹液や植物色素などを唾液と混合して作る固形の樹脂状の物質をいいます。プロポリスは太古の昔より多くの人に語り継がれ、古代エジプトのミイラの防腐剤としてや、クレオパトラも愛用していたといわれている天然成分です。

プロポリスの歴史

プロポリスの語源はギリシャ語・ラテン語のPRO(前方を守る)とPOLIS(都市)の複合語に由来しています。プロポリスが文献に出ている一番古いものは、古代ギリシャの哲学者として有名なアリストテレス(B.C.384~B.C.322)の著書です。彼はその記述の中でプロポリスについて「ミツバチは樹木などから出る樹脂を自分の巣の入り口や内壁に塗って、他の動物の侵入を防いでいる。」と記述しています。

このようにプロポリスは、ギリシャ時代からヨーロッパを中心に注目され、南米、北米、オーストラリア、ニュージーランドなどへとどんどん広がっていき、近年の日本でも食品添加物としても許可され、優れた健康栄養食品として現在に至っているのです。

近年、このプロポリスの優れた力を動物用にも応用しようという動きが広がっています。ペットフードの開発や獣医療の進化、室内飼いの増加など、飼い主によって大切に飼われることでペットの高齢化が進み、現在では犬猫共に4頭に1頭が10歳以上の高齢化(平成20年度全国犬猫飼育率調査結果、ペットフード工業会)となっており、そのため、栄養成分にこだわったペットフードや機能性素材を配合したサプリメントが店頭に並ぶようになり、プロポリスも例外でなく、現在では様々な動物用プロポリス製品が数多く販売されています。

プロポリスとは

プロポリスとは、ミツバチが樹木の特定部位、主として新芽やつぼみ、樹皮から採取したガム質、樹液、植物色素の物質、香油などの集合体にミツバチ自身の唾液などの分泌液を混合して作られた暗緑色や褐色に呈した粘着性のある樹脂状の固形天然物質です。(同じミツバチの産物であるハチミツやローヤルゼリー、花粉とは異なった物質です。)

ミツバチはなぜ巣にこのプロポリスを塗り込むかというと、巣の中に雨やほこりが入るのを防いでいるほか、小さな昆虫やばい菌が侵入してもプロポリスの力で撃退すること、巣の中の死んだ昆虫から発生するばい菌やバクテリアの繁殖を押さえ込んでしまうことなどがあり、そのようなプロポリスの働きで、巣の中にいる感染に弱い幼虫を守っているのです。

プロポリスはミツバチの唾液と樹液などから作られていますが、一般的に樹木から流れ出る樹液には木の表面に皮膜を作りやすく、樹木の内部に微生物などの外敵を進入させない働きがあります。また、動物が傷を負うと舌でその部分をなめて治そうとします。

プロポリスには、フラボノイド、ケルセチン、カフェイン酸フェネチルエステル、クロレダン系ジテルペン、アルテピリンCなど多くの物質が含まれています。また、細胞の代謝に重要な役割を持つミネラル、アミノ酸、ビタミンA、ビタミンB群、酵素なども含有しています。

これらの成分はプロポリスの抽出方法によって得られる成分が異なり、アルコール抽出ではプロポリス含有成分のほとんどを抽出することが可能であり、アルコールに溶けやすいフラボノイドなどを多く含んでいます。水抽出ではアルコール抽出で抽出されない水に溶けやすい、ビタミン・ミネラル・糖類などを多く抽出することができます。

現在、プロポリスの成分は約300種類以上あると言われていますが、ミツバチの唾液成分も解明されていない部分がありますので、プロポリスには未知の力があるといわれているのも不思議ではないでしょう。

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